南半球のオーロラ in ニュージーランド

ニュージーランドの低緯度オーロラ

ニュージーランドの南島は、自然の美しさがどこか現実離れをしていて、
そこが実はこの世ではないどこかなんだよ、と言われたら
あぁやっぱり、と納得してしまうようなところです。
その南島の中でも特にテカポ湖は暴力的なまでの平和に包まれていて、
人々の心に残ります。

 

「ニュージーランドの南島に行ったの?それならテカポ湖は行った?」

 

と誰もが尋ねるほどに、みんなの心に特別なものを残すテカポ湖。
そんなテカポ湖に私は2度訪れました。
そこで確かに特別なものを観ました。
なんと、オーロラを見たのです。

 

南半球でもオーロラが見られるということは知識としては知っていましたが、
実際見られることはまれで確率がとても低いため、
毎年見られるわけではありません。

 

なのでニュージーランドで知り合った台湾人の子と
星空を見るために夜の散歩をしていたときに、
大きなカメラを固定している人に話しかけたのも特に意味はありませんでした。

 

「良い夜ですね、星を撮るんですか?」

 

そんな感じで挨拶をして、返ってきた言葉にびっくりしました。

 

「いいえ、オーロラを撮るんです。
今日は出現率がかなり高い。
ここがベストポジションなんです。」

 

彼はニュージーランド人で、オーロラを撮るアマチュアプロの写真家だと言っていました。
彼の話によると、オーロラが出現する率は測定することが可能だそうで、この日は最高だ、と。
ここで一緒に見ても良いか聞くともちろん、と言ってくれたので話をしながらオーロラを待ちました。

 

1時間ほどたったころ、彼がほら、オーロラだよ、と言いました。
私は夜空の上の方を見ましたが、
彼はもっと下の、水面から山あたりを見るんだよと教えてくれました。

 

じーっと見ていると、まるで地平線の下から光が漏れているような、
黄緑色の光が広がっていきます。
始めは何の光か分からなくて、あの黄緑色の光は何?というと、オーロラだよ、と。

 

びっくりしました。
私の知っているオーロラと違い、
まるでもうすぐ黄緑色の太陽が昇ってくる直前、みたいな光です。

 

少しずつ黄緑色の光が広まっていきます。
台湾人の子が持っていたカメラで写真を撮ると、
肉眼より光を集めていてよりはっきり見えます。
黄緑色の上に赤色の光も見えました。
なんだか虹が出来上がっていくみたいです。

 

私も撮ってみよう、としたのですが、私の古いカメラと技術では2人には全然かないません。
一緒にいた台湾人の子はカメラをとても上手に操ります。
細かい設定の仕方を教えてくれるのですが、さっぱり分かりません。
でもどうやら私のカメラではあまり撮れないとのことでした。仕方ありません。
自分の目で星空と湖とオーロラを楽しみました。

 

後で調べてみると、ニュージーランドで見られるオーロラは「低緯度オーロラ」で、
「サザンライツ」と言うそうです。

 

見れば願い事が叶うというサザンクロスの南十字星にサザンライツのオーロラ。
やっぱりこの世より天国とか宇宙に近い場所だ、と思いました。

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