国内・総合旅行業務取扱管理者試験に一発合格!勉強方法や難易度など

 

こんにちは、世界と人生の旅先案内人のtripmeeetです。

あなたは旅行業界で使われている国家資格を知っていますか?
この国家資格取得の勉強を2016年の4月半ばからし始めて、
その年の9月の国内旅行業務取扱管理者試験、
10月の総合旅行業務取扱管理者試験の両方に合格することができました。

 

この旅行業務取扱管理者試験の対策をするにあたり行った勉強方法、学習ペースや難易度などをまとめました。
これからこの資格取得を目指す方の参考になれば幸いです!
 
 

国内・総合旅行業務取扱管理者試験とは?

 

毎年1回、観光庁長官が行う国家試験で、旅行業の免許としては唯一の国家資格です。 
資格には国内の旅行業務のみ」を取り扱うことができる国内旅行業務取扱管理者と、
「国内と海外の両方」を取り扱うことができる総合旅行業務取扱管理者があります。

 

トラベルエージェンシー(旅行代理店)には最低1人この有資格者をおいて、旅行業務の管理・監督をする必要があります。
なので1人で営業する場合は、その人が有資格者でないと営業所を運営できません。
 

 

 

旅行業務取扱管理者試験の受験資格は?試験日はいつ?


旅行業務取扱管理者試験の受験資格は特にありません。
誰でも試験を受けることができます。 

国内旅行業務取扱管理者試験は毎年9月上旬に、
総合旅行業務取扱管理者試験は毎年10月上旬に実施されます。


注意点として、願書の受付が国内旅行業務取扱管理者試験は7月上旬
総合旅行業務取扱管理者試験は8月上旬ごろまでです。


旅行会社や資格取得サポート企業の本格的な夏期講習が始まる前に願書の受付は終了しますので、気を付けてくださいね。

 

 

合格点と科目免除

 

国内旅行業務取扱管理者試験の科目は(①~③)科目、
総合旅行業務取扱管理者試験の科目は(①~④)科目です。

①旅行業法及びこれに基づく命令
②旅行業約款、運送約款及び宿泊約款
③国内旅行実務  
④海外旅行実務(総合)

 

合格点は各科目60%以上です。
「①~③は100点満点の60点以上」、
「④は200点満点の120点以上」を各科目超えれば合格です。

 

「総合は④の1科目増えるだけなんだー」と思われがちですが、この1科目の違い、とても大きいです。
理由は後ほど。

 

そして科目免除という制度がありまして、全教科を受験しなくても良い場合があります。 


国内旅行業務取扱管理者試験では5%ほどの受験者が科目免除受験でしたが、
総合旅行業務取扱管理者試験では約半数の受験生が科目免除受験でした。

  

色々な科目免除がありますが、よく使われるものを次にあげていきます。

 

国内旅行業務取扱管理者試験

・前年度の国内旅行業務取扱管理者試験の「③国内旅行実務」が合格点だった場合
⇒今年度の「③国内旅行実務」の科目免除が受けられます。 

旅行業協会が実施する前年度・本年度の国内旅行業務取扱管理者研修を修了した場合
 ⇒「③国内旅行実務」の科目免除が受けられます。
  ※ この研修は旅行業か旅行代理業でここ5年間で3年以上勤務している人用です。

 

総合旅行業務取扱管理者試験

国内旅行業務取扱管理者試験に合格している場合
⇒「①旅行業法及びこれに基づく命令」
「③国内旅行実務」の2科目が免除されます。

・前年度の総合旅行業務取扱管理者試験で「③国内旅行実務」と「④海外旅行実務」が合格点だった場合
⇒「③国内旅行実務」「④海外旅行実務」の2科目が免除されます。

 

余談になりますが、この他に総合旅行業務取扱管理者試験でなんと1科目受験の場合があります。
1科目受験者数は全体の2~3%といったところです。多くありません。
参考までに記載しておきます。興味のある方はどうぞ・・・


・「国内旅行業務取扱管理者の有資格者」+
前年度の総合旅行業務取扱管理者試験で「④海外旅行実務」が合格点だった場合

・「国内旅行業務取扱管理者の有資格者」+
 前年度・今年度の総合旅行業務取扱管理者研修の「海外旅行実務」を修了している場合
 ※こちらの研修もここ5年間に3年以上海外旅行を取り扱っている旅行業者などが対象です。

 

 

難易度・合格率は?

 

・2016年の国内旅行業務取扱管理者試験の合格率

全科目受験(3科目)の場合⇒32.1%
科目免除を含めた全体での合格率⇒33.1%

 
・2016年の総合旅行業務取扱管理者試験の合格率

全科目受験(4科目)の場合⇒12.8%
科目免除を含めた全体での合格率⇒26.1%

 

はい、総合旅行業務取扱管理者試験の「④海外旅行実務」はなかなか難しいです。

試験対策のJTB夏期講習の講師の方が、「総合試験は国内試験の5倍覚える量が多いし、5倍難しい。」と言っていました。
「④海外旅行実務」の1科目で5倍の量と難易度の差が出るというのです。

私も国内試験対策は国内試験の2週間前から過去問などに取り組み、試験範囲を勉強したぐらいですが各科目8~9割とれました。
試験時間も30分以上余りました。

 

でも総合試験ではどの科目も時間がかかり、「④海外旅行実務」に関しては終了時刻ぎりぎりに解き終わった、という感じです。

なんでも以前は「④海外旅行実務」は5教科だったそうです。
その5教科を「④海外旅行実務」の1科目にまとめて、200点満点になったそうです。 

 

このお陰で以前は各5教科全てで6割の合格点が必要だったのが、5教科を1科目にして120点以上を取れば合格点に達することになったので、ありがたいと言えばありがたいですね。
でもだからこそ覚える量も問題の数も多いです。 

 

なので特に「④海外旅行実務」に関しては、「暗記ものや計算問題などは必ず正解する」という勉強方法と、「問題を解く順番」などにも気を付ける必要があります

 

自分の得意分野と苦手分野を知り、時間配分などの工夫をしっかり準備して総合旅行業務取扱管理者試験を迎えましょう。

 

私が4月から総合試験までの半年間、どのような学習ペースでどのような勉強方法をとっていたかを次にまとめて書きました。

 

 

勉強時間やペース、学習方法

 

4月:中旬よりUCAN教材にて学習開始
        はじめの2週間で全9冊を全部読む
分からない言葉の意味を調べる

 

5月:上旬(ゴールデンウイーク明けまで)に過去問10年間分の問題箇所をテキストでチェック
        中旬から苦手意識のある分野から取り組み、頻出問題の暗記を開始

 

6月:全体を見直し、7月の模擬試験に向けて精神的にも知識的にも基礎体力をつける

 

7月:模擬試験
        UCAN夏期講習
        苦手分野について合格者に質問
        ICレコーダーに地理の音声を録音し、勉強以外の時間に聞くことを開始
        テキスト以外の1冊にまとまった教材の地理や旅行英単語などを速読開始

 

8月:模擬試験
        JTB夏期講習
        国内試験過去問3年分

        模擬試験と国内過去問で苦手分野をチェックし、国内試験3日前まで苦手克服と暗記
        国内試験3日前から新しいことはせず総復習 

9月:国内旅行業務取扱管理者試験(9/4)
        模擬試験 2回
        総合試験過去問3年分

        模擬試験と総合過去問で苦手分野をチェックし、総合試験1週間前まで苦手克服と暗記
        総合試験1週間前から新しいことはせず総復習

 

10月:総合旅行業務取扱管理者試験(10/9) 

 

毎日のルーティン
・テキスト1冊通読

・地理速読
・旅行英単語通読
・レターコード通読
・勉強以外の時間にICレコーダーで地理の音声を聞く 

 

その他のポイント
苦手分野の克服方法や、試験での注意点などを合格者や夏期講習の講師に随時質問した
UCANから出された課題やオンライン講座や問題は全て行った

 

教材は色々ありますが、知り合った合格者の方が使っていた教材がUCANだったのでメインの教材はUCANにしました。
でもJTBの夏期講習以降はJTBの教材も合わせて使っていました。
UCAN教材は試験特化の内容で、文章が過去問から作られていて試験慣れに良いと思いました。

 

JTB教材は法律などを細かく載せており、範囲も大分前の過去問まで網羅しています。
暗記でなく内容まで理解できるので、じっくり勉強して高得点を狙う、もしくはより知識を得たいならJTB教材は役に立つと思います。

形で覚えるUCAN、深く理解するJTB、といった感じでしょうか。
なのでとっかかりとしてUCAN教材を始めたのは良かったと思います。


初めから法律がずらずらと載っている文章を読む気にはなかなかならなかったと思いますし、大まかに理解できてから頻出箇所の内容を細かく知っていく、という方法が理解が深まり良かったです。

 

頻出箇所に集中して教えてくれる「夏期講習」も点数アップにとてもつながりました。

「とにかく過去問や模擬試験をたくさん解いて苦手分野をチェック」して、「克服しながら頻出箇所に集中して勉強する」というのが私の方法です。

 

なかなか覚えることが多くて、地理が苦手(私です)だとか英語が苦手だとかで時間をかけて覚えていくしかないものもありますが、何より旅行に関する知識が増えると思うと楽しさも感じました。

今までは知らなかった知識が得られ、旅行が大好きな私にとってはより自信を持って相談を受けたり広い視点で旅行を捉えられるようになりました。

旅行好きの方やお仕事で使われる方など、可能性を広げるこの資格取得を目指す方、応援しています! 

 

 

 

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