とっても甘いお釈迦さんの頭のようなフルーツ in 台湾

台湾で夏を過ごしていたとき、
普段はマレーシアに住んでいる人から
「8月になると、台湾にはもの凄く甘いフルーツが出回る」
と聞きました。

 

なんでも実はクリーミーでかつシャリシャリとしていて、
カスタードクリームみたいなとっても甘いフルーツだと。
それを食べるために台湾に来たと言っても過言ではない、
とかなんとか。

 

20分ぐらいそのフルーツのおいしさを語られました。
その人の甘い果物を語る情熱的な目と、
その果物の形がお釈迦さんの頭のようだ、
という全く想像できない未知の食べ物に対して
いつか会えるかな、とその時は思っていました。

 

それから8月になり、私は台湾一周の自転車の旅に出ます。
台北から時計回りに1/3ぐらい進むと、台東県に入りました。
海岸沿いから山越え用のルートに向かって走っていると、
道路の端に山ずみに置かれた何か。
それが至る所にあって、
とうとう気になって自転車を停めてじっと見てしまいました。

 

そしたらお店の人がやって来て、
「食べてごらん、自転車頑張ってね」
と一つくれました。
あれ、これなんだか螺髪(釈迦の頭)っぽい?
と思って、思い出しました。
これは・・・!

 

そう、とっても甘い釈迦の頭のフルーツです。
お店の人が、釈迦頭(果物の名前)は
この辺りが名産なんだよと
教えてくれました。

 

食べるとなめらかな触感の中にシャリシャリがあって、
練乳みたいに濃い甘さ。
冷やすときっと甘いシャーベットみたいになりそうな。
ほろほろと実が取れて手だけで食べられます。

 

車が何台も停まって、何箱も釈迦を買っていくお客さんたち。
食べられたらいいなぁ、と思っていたものに出会えて、
一つ頂いて、自転車の旅を応援してもらって、、
熱くて汗だくだったけれど、
とても幸せな気持ちになりました。

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