東南アジアの旅で出会った素敵な生き方をするおじさんたちの話

考古学者やカメラマンや芸術家の旅人たちが
「君はジャーナリストか?」
と尋ねてきたことがありました。
私の行動や写真からそう思ったそうです。

 

私は ”I do nothing but travel.” (旅以外何もしていないよ。)
と言いました。

 

そしたら ”It’s the perfect job.” だそうです。

 

50代ぐらいの芸術家が、
「普通は年をとってから
仕事などに自分の生命を削っていることに気づき、
人生を変えようとするときに遅すぎることに気づくのだよ。」
と話しました。

 

彼はカンボジアでボランティアとして子どもたちに
英語やアートを教えていました。
子どもが作ったアート作品をポストカードにして売り、
子どもたちをサポートしています。

 

考古学者は70代に見える、豊かな白髪を持つ人でした。
現場で手書きで仕事をしていた彼は、
コンピューターが使われるようになって世代交代を思い、
現役を退いたそうです。

 

未だに使い捨てカメラを使って一枚一枚真剣に写真をとり、
時々ラオスのルアンパバーンなどの古い町で長く滞在しながら
絵を書いて旅をしていました。

 

彼らはみんな、彼らが出来ること、やりたいことを
全てやっているようでした。

 

彼らだって凄く若いわけではないけれど、
やりたいことを精一杯しています。

 

だとしたらやっぱり「遅すぎることに気づく」というのは
主観的な感覚なのだと思います。

 

美しくてパワフルな彼らを思い出すと
彼らに自分の未来を重ね、背中を押されます。

 

写真はアンコールワット遺跡群です。
時々とても穏やかな表情や楽しそうな表情をしているものを見つけます。
それを作った人がどんな人でどんな風に作ったのかを想像して、
彼らが作った町がどんなものだったのかに思いをはせながら見て回りました。

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「自分の信じるものを自分で判断して進むんだよ。」

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