インドのマザーハウスの無料診療所で働いた話

インドのマザーハウスの無料診療所で働いた話

主任のシスターは、13年間アフリカの内戦地区で
傷ついた子どもたちのケアをしていた、と言いました。

内戦が休戦になった13年後にインドに戻れば、
家族は自分は死んだと思っていたからひどく驚かれた、と。

アフリカでは銃弾が飛び交う中でも傷ついた子ども
(親を殺した後、子供は反乱しにならないよう手足を切られます。)を
連れ出し手当し続けることを10年以上続けたそうです。
それは、使命とか祈りとかに動かされて行われるのでしょうか。

青空診療所には大量の人々が訪れます。
無料診療をしているからですね。
先の見えない、治ることのない人たちがたくさんたくさん。

きりがないと思われる数の患者たちを目の前にして
戦い続ける人たちがいました。
シスターやドクターやナースたちです。

彼らは給料をもらっているわけでも、生活を保障されているわけでもありません。
物質的にもらえるのは朝食のパンとバナナと紅茶だけです。

旅をしていると時々そういった人たちに会います。
物質のためでなく、自分の信念や疑問を感じて認識して
真正面から戦っている人たち。

人が信念を持つ時、求めるものも感じ方も行いも全部変わるのでしょうか。
同じことをしていても彼らにとっては
自身の命を最大限に燃やした日々となっているような。
私も常識と言われるものでなく、自分の願いや信念で行動したいと思いました。

写真はアルゼンチンの氷河トレッキングです。
実は私は氷河トレッキングが少し苦手です。
靴の裏に付けるアイゼンが重く歩きにくいし、こすれて痛くなってしまいます。

そんな私を横目に、写真のインストラクターの彼はほぼ毎日氷河に入り、
その日も「氷河に入れる、今日は最高の日だ。」と言いながら楽しそうな嬉しそうな顔をしていました。

 

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インドの列車旅あるある。

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