旅人にできる大事なこと

中国で日本に対するデモが起こっているとニュースで報道されているとき、私は中国にいました。

日本を嫌っていることが分かるニュースやドラマを中国で見るたびに、自分はここに居ていいのだろうか、と思いました。
そして中国の人々のフレンドリーさとか、良くしてくれることに
どうすればいいか分からなくなっていました。

インターネットやテレビのニュースを知ると
悲しみや胸の苦しさを感じるのですが、
けれど一歩外に出れば人々は声をかけてくれ笑みをくれ、
もしくは彼らの日常の中に入れてくれます。
そしたら胸の苦しみを感じていたことにおかしさを感じるようになるのです。

旅人は旅をする国を自分の目を通して知っていき、
テレビや報道とは違う面を見て理解していきます。
現地で暮らす人々は旅人と出会う時、旅人の故郷の国に対しての本当の感情に気付きます。

それまで国外に出ず、国内にある情報からのみ得ていた感情を変えていく、
それが旅人の役目だと言われました。

自分が「旅をする」ということが、自分だけの利潤や喜びで終わらないように、と思います。

この時中国の成都でジャカルタ出身の女の子と宿が一緒になりました。
彼女は旅をして自分がインドネシアンで良かったと思うようになった、と話しました。

国外に出たことがなかった彼女は自分の国の悪い点ばかり見ていたけれど、
外に出るとインドネシアに帰りたくなる、リラックスし、日々を楽しむ人々を恋しく思う、と話しました。

 

彼女はチベットに行って帰ってきたところでした。
その旅は彼女をひどく悲しませるものだったそうです。

 

チベットの人々は自由がなく、言及できず、行動できず、
たくさんのアーミーが見張っていて、
1時間に4~5回は滞在許可証のチェックを受け、
まるで戦時中のようだった、と話しました。

「国」というものをはずしてみて「人」として出会うと、とても良い人々ばかりなのに、良い人同士が傷つけあい憎みあい殺し合いをします。そのほとんどが国か誰かの思惑で、事実はどこにあるか分かりません。

彼女は小さいころ歴史を習い、学校でも親からも祖父母からも「自分たちは憎まない。許すこと、そして平和と、betterになること、幸せになることに集中すること。」と習ったと言いました。
憎しみを持ち続けるためでなく、幸せ、平和を願うための今だ、と。

写真は中国安徽省南部の世界遺産、古村落です。
ここの近くに住む中国人の友人が、水辺が好きな私に勧めてくれた場所です。
村の中は確かに美しく、普通の家の中のようなところで食べた、優しいおじいさんが作ってくれたにゅう麺がとても美味しかったのを覚えています。

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バスの中で雨が降るデスロードの夜 in ボリビア  

カリブ海の海底からみる世界

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