ものごいから貰うもの in カンボジア

ものごいから貰うもの  in  カンボジア

カンボジアのキリングフィールドにいた3人のこどもたち。
フェンス越しに声をかけてきた。

 

「ねぇ、写真撮ってよ。」

 

彼らの写真を撮れば、
「何でもいいから下さい。」と手を合わせて言ってきた。

 

 

「飲みかけの水でも、1枚のペーパーでも、1本のペンでも
なんでもいい。」と。

 

私が食べきれなかったお弁当と飲み物しかないよ、と言うと
嬉しそうにそれでいい、と答えた。

 

 

その代わり少し話をしてくれないか、と彼らに尋ね、
私たちは座って15分ほど話をした。フェンス越しに。
最後にもう一度、3人の写真を撮る。
1枚目よりよっぽど良い笑顔をしている。

 

 

このとき私は決めた。
何かを渡すとき、自分と情のシェアが持てるように、
できれば一緒に食べ一緒に話をし、
そして物質を渡す代わりに彼らのことを教えてもらい、
私は笑顔をもらおう、と。

 

 

彼らの写真を見ると愛しい感覚が湧き上がる。
優しい思い出をくれてありがとう。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ニューヨークの優しい野外テント教会。

NZのワーホリで出会ったイタリア人ジャーナリストの女の子の生き方

関連記事

  1. 東南アジアの旅で出会った素敵な生き方をするおじさんたちの話

    考古学者やカメラマンや芸術家の旅人たちが「君はジャーナリストか?」と尋ねてきたことがありまし…

  2. インド人の僧「人は正しいと信じた部分を見る、という盲人と象の話」…

    私が台湾の台北で働いているとき、来年高野山に修行をしにいくのだというインド人に出会いました。…

  3. インド・バラナシではクラクションボタンを押さえっぱなしで運転する…

    インドのバラナシの道路は人・車・リキシャ・動物がひしめきクラクションは重なり途切れることはありま…

  4. 「しょうがない」を受け入れると快適になる

    「しょうがない」を受け入れると快適になる窓を閉めても閉めても開いていく(ネパール)のと、…

  5. 人によって全然印象が違うベトナム旅行 

    ベトナムを北から南へ縦断中のホイアンでアラスカ出身の女の子と宿で同じ部屋になりました。彼…

  6. ドイツ人が日本のおもちゃを売りながら旅をしていた話

    ユーラシア大陸をバイクで横断中のドイツ人の男の子が「君に見せたいものがある」と言ってなにやら…

  7. インドのマザーハウスのシスターが愛を説く6

    インドのマザーハウスのシスターが愛を説く6「小さなことに、大きな愛をこめる。」&…

  8. ミャンマーのバガン遺跡でフランス人の20歳の女の子と出会った話

    ミャンマーにはバガン遺跡という、世界三大仏教遺跡の一つがあります。その町の宿で、同じ部屋にず…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP