自由を制限されたチベットが強い精神力で祈り続ける理由

ネパールにある「お釈迦さまの前世が生まれた」という寺(ナモブッダ)は、

「ここに来ればそれまでの不幸は終了し、幸せになれる場所」

と言われていて、
村人たちがたくさんのものを献上するので
50人ほどの僧が住む寺はずいぶんゴージャスです。
(対して村は貧しいです。)

 

お祈りの時間、凄く自由な空気の中
僧たちは遊んだり話したりお経を唱えたり、
なんのためにしているのだろうと思うほどゆるい時間が流れます。

 

抑圧がなく自由な分、真剣でないのかもしれません。
ナモブッダでは真剣でなくとも問題は恐らく起こらないのでしょう。

 

たくさんの選択肢のある自由なとき、
強い意志がないと人は簡単に楽な方に向かうのは
僧も同じなのかもしれません

 

旅人は基本多くの選択肢を持つ自由を選んでいます。
そこで何を得るかは、意志によって全く違います。

 

「何を得たいのか、何を選びたいのか。」
多くの選択肢がある自由の中だからこそ、
ゆるんでいくことがあります。
他者や社会でなく自分自身で強く思わないと
得たいものが得られないかもしれません。

 

対して中国チベットの人々は
自由を求めて、独立を求めて真剣に祈ります。
祈るという行為を常にします。

 

彼らのように、制限があることで出る
揺るぎない思いとパワーを感じることが時々あります。

 

写真は東チベットの甘孜とセルタでの祈りの様子です。
毎日日中の気温が-5度を下回る中彼らは祈り続けます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

五感が鋭くなる簡単な方法

チベットで3人の悪ガキと友達になった話

関連記事

  1. モンゴルの最北地にある「世界で2番目に透明なフブスグル湖」

    最近、モンゴルに行ってみたいという人に会いました。どうしてか聞くと、「草原から見る朝日が綺麗…

  2. インド人の僧「人は正しいと信じた部分を見る、という盲人と象の話」…

    私が台湾の台北で働いているとき、来年高野山に修行をしにいくのだというインド人に出会いました。…

  3. 海外で運転していて危なかった話

    チェジュ島の大きいラウンドアバウト(信号がなく、円形の道路にタイミングよく入り回って行きたい道に…

  4. インド人に何度も”YOU are my HERO.&…

    インド人に何度も"YOU are my HERO."と言った日3000万人が集まった12年に…

  5. ネパールのブッタが生まれた神聖な地を去りたい僧侶

    ネパールのブッタが生まれた神聖な地から離れたい僧侶インドにほど近い、ネパ…

  6. インドとネパール国境の人懐こい人たち

    インドとネパールの国境近くの家壁に絵を書く村インドとネパールの国境あたりにミティラアート…

  7. インドの無料診療所で凶暴なおばさんが大活躍

    バイオレンスなおばさんが上手く働けるインドの無料診療所インドのマザーハウスの無料診療所では週…

  8. インドのマザーハウスのシスターが愛を説く7

    インドのマザーハウスのシスターが愛を説く7「電車で自分は疲れて座っていた。でも老人が前に…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP